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領域保護 その3
領域保護の現在の仕様
- 保護可能サイズは1つの保護領域につき、10万ブロックまで。
- 1人の保護可能数は、サーバー内全マップ合わせて500個まで。
フラグについて
フラグとは、自分の保護領域内で、自分以外の人ができる行動・できない行動を制御できるものです。
設定するには、
/region flag 領域名 フラグ名 値
の書式でコマンドを入力します。
領域名は適用したい領域名。フラグ名は下の表を参考にしてください。
値は、ほとんどの場合「allow(許可)」または「deny(拒否)」の2択です。
以下、このサーバーで使用できるフラグを紹介します。
特にフラグを設定していない場合は「初期値」が適用されています。
フラグ名 | 詳細 | 初期値 |
---|---|---|
interact | allowにすると、「使う系」「チェスト系」「乗る系」のものが使えなくなります。 | allow |
chest-access | allowにすると、チェストなどを開けられるようになります。 | deny |
use | allowにすると、ボタン・レバー・感圧板を操作できるようになります。 | allow |
>以上の3フラグは、下図も参考にしてください。 | ||
vehicle-place | allowにすると、トロッコ・ボートを設置できるようになります。 | deny |
vehicle-destroy | allowにすると、トロッコ・ボートを撤去できるようになります。 | deny |
>上の2つはセットで許可or拒否することをお薦めします。 | ||
enderpearl | allowにすると、エンダーパールでワープできるようになります。 denyにすると抑制します。 | allow |
passthrough | allowにすると、だれでもブロックの設置・破壊ができるようになります。 利用例:下記のgreetingのみを目的とする領域を作る、等 | deny |
pvp | allowにすると、領域内でPvPができます。 denyにすると出来なくなります。 なおこのプロパティはゲーム(PvP)マップのみ有効です。 | allow |
greeting | 値の部分に言葉(チャットに打てる文字種すべて可)を入れると、領域に入ったプレイヤーに メッセージを表示します。 | なし |
farewell | 値の部分に言葉(チャットに打てる文字種すべて可)を入れると、領域から出たプレイヤーに メッセージを表示します。 | なし |
>コマンド例:/greeting こんにちは ←領域に入るたびに「こんにちは」と表示されます。 この2つは通るだけで表示されるため、迷惑になる可能性もあります。設定する際は注意しましょう。 |
||
>この他、「指定したコマンドを拒否する」フラグも存在しますが、使い方を間違うと 脱出できない罠ができるためここには掲載しません。Wiki内の他のページの記載を参照してください。 |
interact、chest-access、useの各フラグは、あるアイテムを他人に使ってよいか悪いかを
制御するものです。
interactの対象アイテムは、chest-access、useで設定できるアイテムを内包しています。
以下に、3フラグの関係のイメージと、それぞれに含まれるアイテムの代表例を挙げます。
いずれもallowで許可、denyで拒否となります。
メンバーとオーナー
メンバーおよびオーナーとは、その領域の作成者と同等の権限を持つことができる人のことです。
/region addowner 領域名 ユーザーID( , で区切って複数人同時指定可) /region addmember 領域名 ユーザーID( , で区切って複数人同時指定可)
上の行がオーナー追加、下の行がメンバー追加です。
反対に削除したい場合は、それぞれ
/region removeowner 領域名 ユーザーID( , で区切って複数人同時指定可) /region removemember 領域名 ユーザーID( , で区切って複数人同時指定可)
でオーナー、メンバーを削除できます。
なお、このサーバーの設定では、オーナーとメンバーには以下の差異があります。
- オーナー
- 領域保護をした本人を含む。本人と全く同じ権限を持つ。
- フラグを無視した行動(use denyの領域でボタンを使用できる)が可能。
- フラグの追加・削除、メンバー追加・削除等のコマンドも使える。
- メンバー
- フラグを無視した行動(use denyの領域でボタンを使用できる)が可能。
- フラグの追加・削除、メンバー追加・削除等のコマンドは使えない。
優先度と親子関係
優先度
優先度とは、読んで字の如く「優先されるレベル」です。英語でいうと Priority、プライオリティです。
もしも複数の領域が重なった場合(例えば以下の場合)は、「できない(deny)」系の情報が優先されます。
ここで、優先度を設定すると、数字が大きいほうが優先されるようになって…
コマンド | 詳細 |
---|---|
/region setpriority 領域名 数値 | 領域の優先度を設定、数値には負の数も可 |
例:/region setpriority 赤い領域 10 ←「赤い領域」のpriorityを10にする |
なお、優先度の初期値は0です。
親子関係
親子関係とは、ある2つ以上の領域を近しい関係にすることです。英語でいうと Inheritance、インヘリタンスです。
(もしもJavaなどでプログラミングをしたことがあるならば、「継承」と言ったほうが分かりやすいかも知れません。同じ概念です。)
ある1つの領域を親とし、他方の領域を子とすると、子にも親で設定された内容を引き継いできます。
ただし、子独自で設定していたり、子で値を変更したフラグがある場合は、子のほうが優先されます。
次の図をご覧頂くと、比較的分かりやすいかもしれません。
たとえば貸しマンションなど、建物全体を保護したいが一部分だけ特定ユーザーに解放したい
時などに使える機能です。
コマンド | 詳細 |
---|---|
/region setparent 子領域 親領域 | 領域の親子関係を設定、子は親の設定を継承する 親領域を記述しない場合は親子関係を解消する |
例:/region setparent 水色な子 オレンジな親 ←「水色な子」の親を「オレンジな親」とする | |
例:/region setparent 水色な子 ←「水色な子」の親は無し(初期値になる) |
その他のコマンド・Tips
このページに列挙していないコマンドを紹介します。
コマンド | 詳細 |
---|---|
/region claim 保護名 | 保護名で領域保護を設定する |
/region remove 保護名 | 領域保護を削除する |
/region list 値 | (値は無くても良い)サーバー全体の保護一覧を表示、値は表示ページ |
/region info | 今立ってる場所の領域保護情報を確認する |
/region info 保護名 | 保護名の領域保護情報を確認する |
以下、Tips
- すべての「/region」部分は、「/rg」でも構わない(エイリアス)。
例:/region claim hogehoge は /rg claim hogehoge とも書ける。 - フラグ設定時に、値の前に「-g nonmembers」をつけると、「メンバー以外は~~とする」という設定ができる。
例:/region flag hogehoge use -g nonmembers deny
…と設定すると、hogehogeではメンバー以外の人は感圧板を踏めなくなる。