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LWCによるチェスト類の保護
このページでは、自動販売機に備え付けられたチェストやホッパー等のインベントリをもつブロックのLWC保護について解説する。
保護が必要な部位
自動販売機が持つチェスト類やドア類に対し設定すべき保護の内容を以下に挙げる。これらの内容はあくまで例であり、自動販売機の利用形態に合わせて適切に設定される必要があることを留意すること。
代金投入用のチェスト類
自動販売機の種別により異なるが、誰でも代金を投入できるようにすべきである。
商品排出先のチェスト類
商品をチェスト類でやり取りする場合は、商品を取り出せるように保護種別をpublicに設定する。
商品格納用のチェスト類
商品の保護のためprivateに設定する。最初から商品を格納しそこでやり取りする場合はpublicに設定する。
代金格納用のチェスト類
投入された代金を格納する為の物であるため、privateに設定する。
ホッパー
商品や代金のやり取りの為の物でなければ基本的にprivateに設定した方が無難である。
Donation保護について
一部の自動販売機では主に代金のやり取りをするチェスト類に対して保護種別がdonationに設定されている場合がある。ここではそのdonation保護について説明する。
挙動
保護種別がdonationに設定されたチェスト類のインベントリ操作時の挙動は以下の様になる。
- オーナー(設置主)の場合: 保護内容の編集と保護ブロックの破壊、インベントリへのアイテムの出し入れが可能。
- Admin権限有のメンバーの場合: インベントリへのアイテムの出し入れが可能。
- 通常メンバー・非メンバーの場合: インベントリへアイテムを入れる事は出来るが、取り出しはできない。
上記のように、donation保護されたブロックはインベントリのオープンやアイテムの投入は誰でもできるが、オーナーやAdmin権限有のメンバーでなければ取出しは不可能であるといった性質を持つ。使い方を誤れば他プレイヤーに迷惑を掛けてしまう恐れがあるため、慎重に設定・運用すべきである。