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TPSとは?

この解説は『現実の時間の進み方と、マインラフト内の時間の進み方は必ずしもイコールでは無い』
と言うことを前提としてお読み頂ければ理解しやすいかと思います。

TPSとはTicks Per Secondの略称です。
マインクラフト内の時間経過はこのTPSを基準にしており、
TPS20(現実の1秒間に20回処理を行う)は丁度マインクラフト内の1秒と現実の1秒が等しくなる値です。

つまりTPSが20より低い値であれば現実の1秒間に対してマインクラフト内の時間の進み方は遅くなり、
反対に20を超えた値だと現実の1秒間に対してマインクラフト内の時間の進み方は高速になります。

※基本的にはTPSが20を超える値にはならぬようマインクラフト内では制御されています。
※一時的な跳ね上がりでTPS20を超える場合もあります。

このTPSの値はサーバー負荷の目安の値でもあり、サーバーに負荷がかかるとこのTPSの値が下がり、
サーバー内の時間経過は、負荷が大きくなるほど遅くなります。
節電鯖では”/tpsv”コマンドで最後に表示される値を見ることで、現在のサーバーのTPS値を知ることができます。



1Tickとは1回の処理を指します。TPS20の時は現実の1秒間に20回処理が行われていることを示し、
これは丁度マインクラフト内の時間も1秒進むことになる数値です(現実の1秒=マインクラフト内の1秒)

負荷がかかり1Tickに時間がかかると現実の1秒間に実行できる処理の回数は少なくなってしまい、
マインクラフト内のTickを基準としたコンテンツは実行に時間を要するようになります。
以下の図は例えとして、TPSが5の場合を示した図です。

【例】TPSが5(正常時の1/4)になるということは赤石回路などTickに依存する処理はシングル4倍の時間がかかることになる。





【図】サーバーへの負荷とTPS値の推移のイメージ

TPSはサーバーにかかる負荷に対して上記の図のように低下していくようです。
なので負荷を受けTPSが0に近づくには近づけば近づく程、より大きな負荷がサーバーにかかる必要性があります。

また、TPS20の時のサーバーは、あくまで基本的にTPSが20を超えぬよう制御されているだけであり、
出力に余剰がある場合があります。この場合、たとえば負荷地域を調べる際に、
その負荷が余剰出力によって賄える程度のものであれば
TPSは20から下がらない為、正確な負荷地域を調べられない場合があります。


◆補足◆
尚、注意して頂きたいのは、サーバーに同時接続するプレイヤーが増えるだけでも
サーバー全体で読み込み稼働しているチャンクが多くなる為、サーバーへの負荷になるということです。
これは正直なところ『必要経費』的な部分でもあり、サーバー負荷対策という点においては、
必要経費以外で最大限サーバーへの負荷を減らす、と言う考えを根底にして考えてゆくのが良いと思います。
(ただし接続プレイヤーが多くても、皆が一か所に集まっていれば読み込み稼働チャンクは減り、負荷は減る)



■ TPSにまつわる節電鯖のおもしろ豆知識

【TPS基本上限20の制御を解除したサーバー=高速鯖】
当サーバーの管理人、ecolight氏の発案によりTPS20の制御を解除したサーバー。
TPS400などの値を指し、太陽、月、MOBなどのTPSに依存したコンテンツは驚くほど超高速に動作する。
自プレイヤーや他のプレイヤー自体の動きは通常通りなので、その対比が不思議な世界観を演出し、
敵MOBの無慈悲な超高速攻撃に立ち向かうスリルを味わうことができるカオスなサーバー。

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