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石英大学の裏話もしくは備忘録コーナー
- 石英大学総合図書館(大図書館)
石英大学の根幹を成すような象徴が石英(クォーツ)でもなく実はこの図書館なのです。
元ネタは皆さんご存知の通りAUGUSTから発売されたPCゲームの「大図書館の羊飼い」です。
なのでこれ以降に出てくる「大図書館」というワードはすべて「大図書館の羊飼い」における「大図書館」のことです。
原作は学生数5万人を誇る汐見学園を舞台として、その中の一施設である汐見学園総合図書館、通称「大図書館」は国立図書館に次ぐ規模といわれており、その大図書館で主人公の筧京太郎は幽霊部員だらけの「図書部」で一人平穏に本を読んでいた。そして汐見学園ではなんでも願いをかなえてくれるという「羊飼い」がいると噂されていて、筧はその羊飼いから「今日、貴方の運命を変える出来事があるでしょう」というメールをもらった。その後筧は白崎つぐみと桜庭玉藻と出会い、学園をもっと楽しくするという活動をしていた白崎と桜庭、そして筧の友人である高峰一景が図書部に入り、4人で生徒の悩みを解決することで学園を楽しくする活動を始める。その活動を通じて鈴木佳奈と御園千莉も入部。・・・とほぼ体験版の部分のあらすじを載せましたが、この作品の愛が故なのです。
あらすじおよびタイトルにもあるように「大図書館」がメインの話です。なのでこの大図書館を再現すべくに立ち上がった計画が、この「石英大学」です。
まさかのルーツは建物でした。(とは言ってもこれより先にリベットレッジキャンパスが存在していたというのはまた後述のお話)
完全にコピーを作っているというわけではなく、Minecaftの世界観と合わせながら大図書館を再現したつもりです。そもそも原作でも大図書館の内装はそんなに多く描写されているわけでもないので想像や自己流に任せたとこが非常に多いです。
原作との違いの筆頭として、石英大学の方では1つの円形ですが、汐見学園の方は実は2つの円を合わせたひょうたんのような形をしています。原作において皆が大図書館に入っていく場面や、コスプレビラ配り後に大図書館前でカメコに写真を撮られるシーンで使われる背景CGを見るとひょうたんのようには見えませんが、中の背景CGを見ると少なくとも円ではないことは確認できます。これだけ見てもわかりにくいかもしれないので、作品HPで汐見学園の全景が見られるので確認すると、実際にひょうたんのような形をしています。これは少しMinecraftの世界観には合わないかなと思って石英大学の方はシンプルに一つの円形としました。
大図書館の中央に大きな樹があります。この樹は図書部メンバー在学中に樹齢100年を迎え、そのタイミングで何が起こるのかを検証する様子が2015年の冬コミで販売されたグッズセットに封入されているドラマCDで楽しめるので、詳しくはそちらをご覧ください。脱線しましたがその設定はあまり活かせそうにないですし、そもそも新しく作られた建物の中にある大きな樹が樹齢100年というのは意味がわからないので泣く泣く設定は無しにしました。
その樹を囲むようにカウンターがありますが、モニターは再現してません。それっぽいのもあるのかなと検索もしてみましたが、出てくるのはバカでかいコンピュータのようなものばかりでした。
本棚の置き方ですが、大分適当です。図書部の部室前の背景CGを基に壁に対して垂直になるように置きましたが高さは2ブロック分なので、実際よりも少し低いです。そもそもの部室は階段を上がるような様子もなかったので1階の東側に配置しました。それ以外に多くの部屋がありますが、3階の図書委員会室を除いて図書館っぽいものを割り当てました。
本棚の話に戻りますが、壁沿いに配置されている画もあったので、それは6階の階段沿いで再現しました。佳奈と図書館を散策する場面、謎解きゲームの参考にする場面、うなぎの場面、学園祭前夜に高峰と捜索する場面で使われてる高層階の背景CGにあるように、下の階から上の階の本棚が見えます。見栄えがいいのでそれはほぼ全階で再現しました。ですが、柵で悩みました。原作はガラスの柵ですが現状そんなものは無く、乗り越えられる高さの板ガラスのみです。木の柵じゃ単純に合わないし、板ガラスを2ブロックの高さにすると少し狭苦しくなるので、ここは大分悩みました。結論として木の柵にしましたが、ガラスの柵が出るならばすぐに張り替えるつもりです。
ビジュアルファンブックにはフロア毎の本の種類まで載ってましたが、そもそも大図書館は地上4階地下4階なので合っていません。
石英大学の方ではあまり本を置いてないフロアもあるのでそこはうまく調整するつもりです。現状地下は存在しませんが、含みを残した作りにはしています。
大図書館には関係なく図書館にはエレベーターがあって然るべきですが、まだ作っていません。新たに作るとなるとその場所が確保できないので外から後付けするか、中の一部をぶち壊さなければなりません。
天井のランプですが、これは自分がやりたかっただけです。当たり前ですが夜中になると点灯し、朝になると消えます。
6階に屋上への昇降階段がありますが、途中で天井裏?に入れるようになっており、保守点検が出来る風になっています。建物の構造上センターラインはガラス張りで中からよく見えるので、東側の天井裏から西側へ移動するためにドアを使うことは躊躇われました。なのでピストンドアを用いて出来る限り何も無いように見せています。あるのは木のボタンのみです。
屋上は変に光源を置きたくなかったので半ブロックです。
原作では部屋毎に窓があります。図書部では換気したりギザが入ってくるなど重要な意味を成していましたが、壁が分厚いのと外から見たときに小窓が少しネックになると思ったので窓はありません。
- 石英大学
広域的な事を先に述べてから細かいところを見ていけばいいのですが、言ったように大図書館というのが非常に重要な意味を持っているので先に記述しました。
石英大学の名前の由来ですが、特に深いことは考えておらず、「Minecraft要素があり、大学の名前としてありそうなもの」を重点に探し、クォーツがあったわけです。英語はQuartzですが、なんとなくドイツ語表記のQuarzの方がかっこいいなと思ったので英語表記はQuarz Universityです。
- 遠方1キャンパス
遠方1キャンパスの中央には噴水がありそこから十字に街道が伸びてますが、実際の中央とは少し離れているように見えます。これは意図した訳ではなくて、計算間違いしてズレてしまいました。大きいのでゲーム内じゃ気付かず、作り終わってからDynamicマップを見て気づいたので時すでに遅し。しょうがないのでそれに合わせて建物などを作りました。
ちなみにその街道も汐見学園を参考にしています。
ver1.1