「エコチェストプラグイン」の活用について

　エコチェストプラグインがしばらく前に実装されております。このプラグインは、「チェストログを一般住民にも見られるようにする」という内容のプラグインです。

　使い方はLWCと同じように、コマンドをチャット欄に打ち込み、対象のブロックを右クリックで叩くことです。 　ただし、ロバの場合は、乗馬の上インベントリを開くか、SHIFT+右クリックで叩いて下さい。

例

• ラージチェストの場合、左右で別のログが保存されます。ラージチェストを調べるときはコマンドを2ブロック分、計2回使用しましょう。
• ２４時間以上前のログを見るには日付指定が必要です。
• エコチェストプラグインで見ることの出来るログは数日で消えてしまうこともあるようです。（証言多数、要検証）
• 稀に履歴の取得に失敗することもあるそうです。(要検証)

　エコチェストプラグインはもともとサーバーのログを見れるようにしたものなので、見方がわかりづらいかもしれません。

• 日付時刻 月/日_時:分:秒
• 操作したユーザーのID
• 対象（チェスト）
• 操作した場所（座標）
• ユーザーのログか、チェストのログか (USER=プレイヤーのログ,CHEST＝チェストのログ）
• 操作(KEY LEFT＝左クリック)
• handleおよびinventry

　※カラーの都合上見づらいかもしれないので反転を推奨します。

　たとえばID10523592のログを解説すると 　6月9日17時8分20秒 プレイヤー STAR_ac_jp が、x-2250 y58 z-2344においてチェストに何らかのアクションを起こした。その内容は、チェストへの操作であり、実際に行った操作は、SHIFT+左クリックで、handle(持った)。対象はBRICK(45:0)となります。BRICKはレンガのことです。
　
　言い換えると、「STAR_ac_jpがチェストからレンガブロックを取り出した。」というログです。
　
　この時、handleとinvは表裏一体であり、handleが、手に持っているアイテムを、invがインベントリを指します。手にレンガブロックを持ったことにより、インベントリ(チェスト)に空きができたのでAIR(0:-1)がinvに入ったことになってます。
　
　ちなみにID10523592のログは、SHIFT+左クリックなのでチェストのログのみが取得されていますが、通常の左クリックの操作であれば、ユーザーのログとチェストのログの2つが表裏一体になっています。時間をみると分かるのですが、ID10523630とID10523633は1秒のズレがありますが同じ時間のログであり、同じ動作をユーザーとチェストの両方から見ているログになります。
　
　ID10523630のログは、ユーザーがユーザーのインベントリからレンガブロックを出したということを意味し、ID10523633のログは、ユーザーがチェストにレンガブロックを入れたことを意味しています。
　
　おなじく、ID10523692とID10523693のログはセットであり、解釈をするとチェストからレンガブロックを取り出し、ユーザーのインベントリに入れたということを意味しています。
　

　画面の見方だけではわかりずらい情報を補足します。

※エコさん「テストしてないからマイナーな奴はログされてるかわからん」
※ホッパー付きトロッコは当サーバーでは規制されているため利用できません。
※ディスペンサ付きトロッコは現行バージョン(Minecraft1.5.2)では未実装

• BROCK = 対象の座標
• CART,HORSE = (それぞれのカート等に割り振られた)固有ID

• ユーザーインベントリ範囲
• 操作対象のインベントリ範囲

• KEY{LEFT} =左クリック
• KEY{LEFT,SHIFT} =左クリック+シフト
• KEY{RIGHT,SHIFT}　=右クリック+シフト

※左クリックの操作であれば、ユーザーと対象インベントリの二つのログが表裏一体で記録される
※SHIFTを使った操作になると、ユーザーインベントリ周りの操作が記録されず、対象のインベントリのログのみが記録される

　エコチェストプラグインは、チェストショップ等の商業活動への適応が可能です。チェストのログは、それだけで重要な情報のデータベースとなります。

• 売上管理
• 顧客管理
• 盗難管理

　チェストのログで「何がいくつ売れたのか」の管理をすることができます。ログをスクリーンショトでとっておくだけで、帳簿をつける必要がなくなります。これは、商品の補充についても同様です。

　チェストのログをプレイヤー別に調査することで、自分の顧客は誰か、そして、特定の顧客がどのような商品を買っていったのかが管理できます。これにより、「このプレイヤーはピッケルを定期的に買っているから、特定の時間には必ずピッケルの在庫があるようにしよう」などの意思決定が可能となります。

　盗難が起きた際に、どのプレイヤーが商品を持ち去ったのかを管理することができます。ただし、本当に窃盗(故意)なのかはこのログでは判断できませんの別の問題となります。

　エコチェストプラグインを使えば、誰でもそのチェストのログを取得することができますが、絶対に外部に漏らしてはいけません。エコチェストプラグインを使って取得した情報には「管理責任」があることを意識してください。ましてや、Fなどの大勢の人が見ているチャンネルで「このプレイヤーが窃盗した」などと晒しあげることは論外です。さらにそれが「濡れ衣」で合った場合、取り返しが付きません。もし、プレイヤーを晒した場合、迷惑行為その他でBANになる可能性があります。

2013/06/08 初版
2013/06/12 画面の見方追加
2013/07/14 ロバ関係アップデート