差分
このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
両方とも前のリビジョン前のリビジョン次のリビジョン | 前のリビジョン | ||
user:gorou12:region3 [2015/04/21 17:18] – gorou12 | user:gorou12:region3 [2021/05/08 16:14] (現在) – ↷ 移動操作に合わせてリンクを書き換えました。 ecolight | ||
---|---|---|---|
行 21: | 行 21: | ||
特にフラグを設定していない場合は「初期値」が適用されています。 | 特にフラグを設定していない場合は「初期値」が適用されています。 | ||
^フラグ名^詳細^初期値^ | ^フラグ名^詳細^初期値^ | ||
- | |interact|allowにすると、「使う系」「チェスト系」「乗る系」のものが使えなくなります。|allow| | + | |interact|allowにすると、「使う系」「チェスト系」「乗る系」のものが使えるようになります。|// |
|chest-access|allowにすると、チェストなどを開けられるようになります。|deny| | |chest-access|allowにすると、チェストなどを開けられるようになります。|deny| | ||
|use|allowにすると、ボタン・レバー・感圧板を操作できるようになります。|allow| | |use|allowにすると、ボタン・レバー・感圧板を操作できるようになります。|allow| | ||
|>以上の3フラグは、下図も参考にしてください。||| | |>以上の3フラグは、下図も参考にしてください。||| | ||
+ | |<fc # | ||
| ||| | | ||| | ||
|vehicle-place|allowにすると、トロッコ・ボートを設置できるようになります。|deny| | |vehicle-place|allowにすると、トロッコ・ボートを設置できるようになります。|deny| | ||
行 36: | 行 37: | ||
|greeting|値の部分に言葉(チャットに打てる文字種すべて可)を入れると、領域に入ったプレイヤーに\\ メッセージを表示します。|なし| | |greeting|値の部分に言葉(チャットに打てる文字種すべて可)を入れると、領域に入ったプレイヤーに\\ メッセージを表示します。|なし| | ||
|farewell|値の部分に言葉(チャットに打てる文字種すべて可)を入れると、領域から出たプレイヤーに\\ メッセージを表示します。|なし| | |farewell|値の部分に言葉(チャットに打てる文字種すべて可)を入れると、領域から出たプレイヤーに\\ メッセージを表示します。|なし| | ||
- | |>コマンド例:/ | + | |>コマンド例:/ |
|>この他、「指定したコマンドを拒否する」フラグも存在しますが、使い方を間違うと\\ 脱出できない罠ができるためここには掲載しません。Wiki内の他のページの記載を参照してください。||| | |>この他、「指定したコマンドを拒否する」フラグも存在しますが、使い方を間違うと\\ 脱出できない罠ができるためここには掲載しません。Wiki内の他のページの記載を参照してください。||| | ||
行 46: | 行 47: | ||
{{: | {{: | ||
+ | |||
+ | また、greetingについての補足となりますが、\\ | ||
+ | 入った時点でメッセージを自動表示できることから、主に第二ホームマップの**ゲート都市**で\\ | ||
+ | 来訪者や住民への告知を行うのに使われているケースが多く見られます。 | ||
+ | |||
+ | 普通にゲート周囲を保護してgreeting設定してしまうと起きる問題として、\\ | ||
+ | **ゲートにワープした直後に何度も同じメッセージが表示される**ことがあります。\\ | ||
+ | この問題については、「__ゲート部分を含まないで保護をする__」ことにより解決できます。\\ | ||
+ | ゲート部分を含んで保護をしつつ回避する方法は無いようです。 | ||
+ | |||
+ | 例として、以下のような状態で回避可能です。\\ | ||
+ | (ちなみにですが、保護は4つほどに分けなければ実現できません…)\\ | ||
+ | ゲート本体部分を含まなければ、例とは違う保護のかけ方をしても問題ありません。 | ||
+ | |||
+ | {{: | ||
+ | |||
---- | ---- | ||
行 96: | 行 113: | ||
=== 親子関係 === | === 親子関係 === | ||
- | 親子関係とは、ある2つ以上の領域を近しい関係にすることです。英語でいうと Inheritance、インヘリタンスです。\\ | + | 親子関係とは、ある2つ以上の領域を近しい関係にすることです。英語でいうと Inheritance、インヘリタンスです。 |
- | (もしもJavaなどでプログラミングをしたことがあるならば、「継承」と言ったほうが分かりやすいかも知れません。同じ概念です。) | + | |
ある1つの領域を親とし、他方の領域を子とすると、子にも親で設定された内容を引き継いできます。\\ | ある1つの領域を親とし、他方の領域を子とすると、子にも親で設定された内容を引き継いできます。\\ | ||
行 115: | 行 131: | ||
---- | ---- | ||
+ | ==== グループの活用 ==== | ||
+ | 領域保護機能を提供する「WorldGuard」プラグインには、グループという機能があります。 | ||
+ | |||
+ | その名の通り複数ユーザーのまとまりのことで、他鯖では「街の管理人グループ」とか\\ | ||
+ | 「OP権限のあるユーザーグループ」とかを結成するために使われているようです。\\ | ||
+ | しかし、このサーバーではグループを自由に編集する機能は提供されていません。 | ||
+ | |||
+ | が、WorldGuardから提供されるグループ分けは利用できます。\\ | ||
+ | そのグループ分けは以下の通りです。 | ||
+ | |||
+ | ^グループ名^グループの対象ユーザー^ | ||
+ | ^all|全員。 特に指定しなければ、これが適用される。| | ||
+ | ^members|その領域のオーナー+メンバー全員。| | ||
+ | ^owners|その領域のオーナー全員。| | ||
+ | ^nonmembers|その領域のオーナーやメンバー**ではない人**全員。| | ||
+ | ^nonowners|その領域のオーナー**ではない人**全員。| | ||
+ | |||
+ | " | ||
+ | |||
+ | このグループ機能は「フラグの設定」に使えます。\\ | ||
+ | フラグ設定時に、フラグと値の間に「**-g グループ名**」を付け加えると、「(グループの対象ユーザー)は~~できる/ | ||
+ | |||
+ | たとえば、領域内のチェストはメンバーだけ開けられるようにしたい場合、 | ||
+ | < | ||
+ | とすれば良いのです。\\ | ||
+ | なお、裏表をひっくり返して、「メンバー以外は開けられない」として | ||
+ | < | ||
+ | としても実現できます。 | ||
+ | |||
+ | ちなみに、**同じ**領域に**同じ**フラグを2つ以上設定はできません。\\ | ||
+ | これはグループ機能を使っても変わりません。 | ||
+ | |||
+ | つまり、「オーナー以外のメンバーだけチェストを開けられる」にしたいため\\ | ||
+ | chest-access -g members allow、chest-access -g owners denyという二枚がけは**不可能**です。\\ | ||
+ | どうしてもしたい場合は、上記の優先度・親子関係を使うなどして対処しましょう。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | ---- | ||
==== その他のコマンド・Tips ==== | ==== その他のコマンド・Tips ==== | ||
行 133: | 行 187: | ||
以下、Tips | 以下、Tips | ||
* すべての「/ | * すべての「/ | ||
- | * フラグ設定時に、値の前に「**-g nonmembers**」をつけると、「**メンバー以外は**~~とする」という設定ができる。\\ 例:/ | + | |