====== チェスト保護 その3 ====== ---- 領域保護 [[user:gorou12:region|1]] / [[user:gorou12:region2|2]] / [[user:gorou12:region3|3]] \\ チェスト保護 [[user:gorou12:region|1]] / [[user:gorou12:region:lwc2|2]] / **3** \\ ---- ==== ACL PlayerとAdminの差 ==== チェスト保護機能を提供する「LWC」プラグインにおいて、保護の特権を持つ人々を\\ Access Control Listと呼びます。略して「**ACL**」です。\\ ACLには、普通に登録されたプレイヤーとAdmin登録されたプレイヤーの2種類がいます。\\ ここでは、前者を「Player」、後者を「Admin」と呼び表すことにします。 難しい単語は覚えられずとも、「領域保護でいうメンバーやオーナーと同義語だなー」と捉えていただければ結構です。 ACLにPlayerを追加するためには、 /cmodify PlayerID ACLにAdminを追加するためには、先頭に半角アットマークをつけて /cmodify @AdminID ACLから削除するためには、先頭に半角マイナス(ハイフン)をつけて /cmodify -DeleteID 複数人同時に追加・削除するためには、半角スペースで区切って、たとえば /cmodify PlayerID1 PlayerID2 @AdminID とすると実現できます。\\ /cprivate・/cdonationを使用する際、それと同時にPlayerやAdminを追加できる旨は前ページで記述済みです。 Player、Admin、そしてOwner(アイテムに保護をした人)には以下の特権が与えられます。 * Player * Private保護のアイテムを使えます(ドアやチェストを開ける等)。 * Admin * Private保護のアイテムを使えます(ドアやチェストを開ける等)。 * Donationチェストからアイテムを取り出せます。 * /cmodifyコマンドでPlayer・Adminの追加・削除ができます。 * 保護の種類を変更できます(が、Privateにはできません)。 * Owner * Private保護のアイテムを使えます(ドアやチェストを開ける等)。 * Donationチェストからアイテムを取り出せます。 * /cmodifyコマンドでPlayer・Adminの追加・削除ができます。 * 保護の種類を変更できます。 * (設置者なので当たり前ですが)アイテムを壊せます。 ACLは、「保護なし」はもちろん、Public保護のアイテムには設定できません(設定しても無意味だから?)。 ==== チェスト保護を使って手動両開きドア ==== 鉄のドア・トラップドア(ハッチ)は、通常の場合は、感圧板やレバー・赤石入力等なにか動力がないと動きません。\\ しかし、鉄のドア・トラップドアにPublicの保護をかけておくと\\ あら不思議、ドアを左または右クリックするだけで開いちゃいます。 また、鉄のドアで両開きドア(下図のような2つ並んだドア)にしている場合、\\ 2つともにPublic保護をすると、どちらを叩いても同時に両方開くドアになります。\\ {{:tech:irondoors.png?direct&300|}} 両開きドアで片方しか保護をしなかった場合、保護をしたほうを叩けば両方が開きます。\\ 保護をしていない方は叩いても無反応となります。 Public以外の保護も使用できます。以下にそれぞれを使用した場合の説明をします。\\ なお、いずれも**鉄ドアを使用した場合**です。他のドア・トラップドアの場合、挙動が異なるかもしれません。 ^保護の種類^挙動^ |保護なし|叩いても開かない。感圧板等の動力があれば開く。| |Public|だれでも叩けば開く。ゾンビがドアドンしても入れないので安心。| |Donation|Publicと同じ挙動。| |Private|自分が叩いた時のみ開く。ACLを設定している場合、その人たちが叩いても開く。| |Password|パスワードチェストと同じく、初めて叩いたときにパスを聞かれる。\\ 正しく入力できれば、次にログアウトするまで叩けば開くようになる。| ==== 領域保護と併用する際の注意 ==== もし**領域保護と併用**しようとする場合は注意が必要です。\\ 特に、領域保護内に自分以外の人も開けられるチェストを設置する「お店」などは以下の点を必ずチェックしてください。 領域保護を行うと、初期状態では「領域メンバー以外は誰もチェストを開けない」設定になっています。\\ この設定を自分で変更しておかなければ、いくらチェストを無防備な保護にしても誰も開けられません。 領域メンバー以外にもチェストを開かせる方法については、[[use:gorou12:region3|領域保護のページの3ページ目]]をご覧ください。\\ 「フラグについて」の項目にヒントがありそうです。 ==== removeせずに保護種類変更 ==== 前ページで述べたとおり、既に何らかのチェスト保護をしている場合、他の保護種類に切り替える時には * /cremove → アイテムを殴る → /c???? → アイテムを殴る という手順を経なければなりません。正直面倒くさい。 ここで、(前のページでは紹介しませんでしたが)次のコマンドを紹介します。 /cmodify 保護の種類 パスワード(必要ならば) 例:/cmodify Private 保護の種類は、**Public・Private・Password・Donation**のいずれかです。最初の文字は大文字でも小文字でも構いません。\\ 単独コマンドの時に頭につけた「c」は不要なので注意しましょう。\\ また、Passwordの際は、**うしろにパスワードを入力**することで /cpassword パスワード と同じ効果が得られます。 これを使うと、いちいちremoveせずに直接種類を変更できます。 なお、使用上の注意点は次の3つです。 * 既に「保護なし」状態のときは__使えません__。/cprivateなどを使いましょう。 * 保護ありの状態から「保護なし」にすることもできません。/cremoveを使いましょう。 * 保護の種類を打ち間違えると、メンバーの追加になってしまいます。\\ 例:/cmodify Privat としてしまうと、保護メンバーにPrivatさんが追加される\\ チェストを叩いた後の緑色のログをよく読んで、間違いないことを確認しましょう。\\ 心配ならば/cinfoを使うことを推奨します。 ==== 看板を使った保護 ==== チェスト保護という通称は"主にチェストに用いられる保護"という意味が感じられますが、\\ チェスト保護1ページ目で紹介したとおり、「チェスト系」「ドア系」以外に「**看板**」にも使うことができます。 もちろん看板に保護をすることにより、看板の盗難防止にはなりますが、\\ 被害レベルとしてはチェスト(からの盗難)やドア(からの侵入被害)と比べてはるかに小さいものでしょう。 実は**看板に保護をすると、その看板がくっついているブロックもろとも保護される**という機能があります。 この機能は、たとえば次のようなケースに使うことができます。\\ {{:tech:lwcsign.png?direct&300|}}\\ 大切なダイヤモンドブロックに看板を貼って保護をすると、自分以外の人はダイヤモンドブロックを壊せません。 領域保護と違い、設置者本人がブロックを壊してしまえば保護が無くなるため、\\ 領域保護をするほど大きくないものや、資源MAPでの一時的な保護などに活用されています。 ==== Tips ==== * 何かそれっぽいのがあれば追加してください