俗にALL値と呼ばれる値はクライアントに読み込まれているエンティティの数である。 負荷の原因を調べるための指標になるが、単に多ければ問題というわけではないので、よく理解したうえで取り扱う必要がある。
マインクラフトの世界に存在するものの中で「動けるもの(一部例外あり)」のことと考えるとわかりやすい。
プレイヤー、MOB、落ちているアイテム、トロッコ、ボートはエンティティである。
一見ブロックのように見えるが、絵画、額縁、エンダークリスタルもエンティティである。
負荷調査ではこのうちMOBと落ちているアイテムの数を知るために利用されることがあるが、額縁や絵画が設置されていればその数もエンティティ数に含まれていることに留意したい。
エンティティについて詳しくは以下を参照
http://minecraft-ja.gamepedia.com/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%86%E3%82%A3
デバッグ画面(F3を押したときに表示される画面)でAll:の横に表示されている数値が総エンティティ数。 またE:(2行目の)の横には 描画エンティティ数/総エンティティ数 が表示されている。 描画エンティティ数はプレイヤーの視線の方向に存在するエンティティ数のようで、おおよそエンティティの分布を調べることができる。
デバッグ画面で表示されているエンティティ数はサーバー全体のものではなく、自分の周囲に存在するエンティティの数である。 また、その範囲は正確には不明だがクライアントにロードされた全チャンク分かそれ以下と考えられ、ある程度広範囲である。
数千になっていれば異常と考えてよいが数百の場合、それがごく狭い範囲にあるのか、広範囲に分散しているのか、額縁や絵画が含まれているか等、考慮する必要がある。