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更新情報(2021/5/5) / 重要告知(2021/5/9)

この文書は一部未検証の要素を含みます。

ID変更と領域保護に関する話

minecraft 1.8よりUUIDが採用され、minecraft ID(以下、ID)の変更が可能になりました。
WorldGuard(以下、WG)についてもUUID対応され、ID変更に対応しているはずですが、ID変更後に領域保護にアクセスできないという話が散見されます。
原因は“IDが一致していない”という点ですが、UUID対応されているはずのWGでなぜそのようなことが起こるのでしょうか。

保護メンバの形式について

現在WGの保護メンバを判別する方式は2種類あり、ここではUUID方式、name:ID方式として区別します。
UUID方式ではUUIDを参照するので、IDを変更した場合でも領域保護に対して特別な操作を行う必要がありません。
name:ID方式が参照するものはIDの文字列なので、ID変更を行うと文字列が一致せず、領域保護にアクセスできなくなってしまいます。
そればかりではなく、異なるUUIDであってもIDが一致している場合、アクセスが可能となってしまいます。

現在このサーバーでは、新しく領域保護を行うとname:ID方式で登録される設定になっています。1)
ID変更後、領域保護にアクセスできなくなってしまった場合、判別方式がname:IDになっている可能性が極めて高いです。

対象の領域保護を確認する

対象の領域保護内で、“/rg info [AREA]“とコマンドを入力すると、その保護に関する情報が得られます。
確認する項目は、OwnersとMembersです。これで自分のIDがどちらの形式で登録されているか確認できます。
内容が”anyone*”となっている場合はUUID方式、“name:anyone”となっている場合はname:ID方式になっています。

実例


この領域保護ex001のオーナーにはAyakaze_AyaとTriona_Lorentzというプレイヤーが登録されています。
Ayakaze_Ayaというプレイヤーは“Ayakaze_Aya*”という表示がされているので、UUID方式で登録されています。
Triona_Lorentzというプレイヤーは“name:triona_lorentz”という表示がされているので、name:ID方式で登録されています。

この時に2人が任意のIDに変更した場合、Ayakaze_Ayaであったプレイヤーは今後もこの領域にアクセスできますが、Triona_Lorentzであったプレイヤーはアクセスできなくなってしまいます。

対処法

ID変更後も領域保護にアクセスできるようにするためには、UUID方式で登録するのが最も手っ取り早い方法です。
対象の領域保護に対してaddownerを実行することでUUID方式でプレイヤーを登録することができます。

Minecraft ID 変更制度についてのページにも書かれていますが、信頼のおける人を保護オーナーに追加し、ID変更後に再登録してもらうという手段もあります。

ここまでのまとめ

  • 新規の領域保護はUUID対応できてないよ
  • UUID対応できてないからID変えると保護にアクセスできないよ
  • だからUUID対応してる形式でメンバ登録するよ
1)
プラグイン側の問題かどうか要確認
プリント/エキスポート
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